泥棒日記

デッキ構築型カードゲーム「ドミニオン」の個人反省ノートです。

○大学、移動動物園、祝宴、玉座の間、労働者の村、議事堂、祝祭、街道、市場、改良(属州/ポーションあり)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201201/30/game-20120130-071344-2c985d27.html

 

自分の初手:銀貨-ポーション

相手の初手:なし-ポーション

 

大学でアクションを集めれば、なんとかなりそうなサプライです。

 

キーとなるカードは、街道だと思います。

街道は、購入が増えるサプライで輝きを増します。そしてこの場には、労働者の村、議事堂、祝祭、市場という、購入権の増えるカードが数多くがあるのです。さらに玉座の間が、いずれのカードに対しても強力なサポートの役割を果たすでしょう。

こうなれば狙うはもちろん、エクスプレス・ハイウェイです。

 

※エクスプレス・ハイウェイ:大量の橋を連打してすべてのカードをコストゼロとし、その1ターンで買えるだけの属州と公領を買い占める作戦を、ビッグブリッジと言います(言うらしいです)。それにちなんで、勝手に名づけました。街道(Highway)連打と+購入で、属州を大量購入する作戦です。なおExpress Highwayは高速道路の意味。

 

で、相手がなぜか属州を買いに行かなかったおかげで12ターンにエクスプレス・ハイウェイ発動させて勝負アリとなりましたが、プレイそのものは結構もたついた印象が残ります。改良を1枚しかいれなかったため、銅貨がかなりの枚数残っていたのがまずかったようです。相手も街道プレイをしようとしていたので、こちらも街道を優先して獲得していましたが、玉座があれば街道は最少4枚でも発動しうるので、代わりに改良をもう1,2枚入れて、圧縮スピードを速めた方がよかったように感じました(しかも、街道を打った状態で銅貨を改良すれば、圧縮ではなく、街道をはじめとする高コストアクションの獲得も可能だったのです)。

 

それと、このサプライならば大学や労働者の村で潤沢にアクション数を出すことができるので、街道3連打から祝宴で属州を獲得するルートがあったかもしれません(エクスプレス・フィースト(もちろん造語))。

たとえば、大学・労働者の村-議事堂で引き切って、街道街道街道祝宴祝宴祝宴祝宴祝宴で属州を5枚獲得できます。あまり現実的でないようにも見えますが、改良で強圧縮し、玉座を多目に入れられれば意外といけるかもしれません。玉座-玉座-大学・議事堂と打って引き切って(大学では祝宴獲得)、玉座-街道、玉座-玉座-街道・玉座-祝宴・祝宴、祝宴でほら、属州5枚ですよ。……まぁ、不可能ではなさそうですが、プレイは相ッ当難しそうですね。

 

なお、相手は初手2-5でも5でポーションを獲得していましたが、初手5金では何を獲得するのがよいでしょうか。

改良? もちろん圧縮はいつでも有力な戦法ではありますが、この場ではやや遅い感があります。

街道は初手では微妙ですが、相手と取り合いになると思えばありでしょうか。もちろん、取り合いになるからこそポーション、という選択は大いにあります。早目に大学を入れる方が、結局は街道を早く数多く獲得できそうですから。

そうなるとやっぱり、初手5金でもポーションが有力ということになります。となるとこれ、初手は4-3が有利なサプライだったようです。