泥棒日記

デッキ構築型カードゲーム「ドミニオン」の個人反省ノートです。

○●礼拝堂、薬草商、木こり、工房、祝宴、航海士、鍛冶屋、泥棒、公爵、書庫(属州)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-091526-8645bd18.html

 

自分の初手:礼拝堂-書庫

相手の初手:鍛冶屋-銀貨

 

引き分けだったが、相手のプレイミスに助けられた部分が大きい。

 

相手のミスとは、鍛冶屋ステロイドで金貨が1枚しかないのに属州を購入し始めたこと、それから終盤に礼拝堂を入れ、屋敷を2枚圧縮してしまったことだ。特に後者は、確かに圧縮したおかげで最終ターンに属州購入できたのかもしれないが、そうだとしても圧縮を1枚のみにしていれば、その分の1点差で勝ち切れた可能性もあった。また、そもそも礼拝堂を買うべきだったのかという問題がある。もちろん、相手が礼拝堂を入れなかったために、引き分けにすら持ち込めなかった可能性もあるので、難しい問題だが。

 

こちらの礼拝堂圧縮は、鍛冶屋ステロイドよりも、通常は遅い。初手2-5で書庫を入れられた分、追いつけるかもしれないと思ったが、問題は公爵だ。

圧縮プレイは、圧縮した直後は安定して高コストのコインを出すことができるようになるが、その代り、得点を買い始めてからの失速も早い。従って、手札が緑でたくさんになる公爵プレイは、礼拝堂圧縮には向かない。

 

今回、属州が枯れて引き分けに終えられたのは、相手も属州を買ったからだ。礼拝堂プレイに属州8枚を枯らせるポテンシャルを求めるのは厳しいだろう。

となると、鍛冶屋側は属州2枚ほど入れた後は公領公爵に行く選択があったのではないか。

仮にこちら(礼拝堂)が属州5枚購入したとして30点。鍛冶屋は属州2枚で12点、公領4枚と公爵2枚で20点、初期手札の屋敷3枚で35点だ。こうなった場合、礼拝堂側は6枚目の属州を買わないと追いつけないが、よほど回りがよくないと、もう属州を買えるデッキではなくなっているだろう。

 

試しに鍛冶屋公爵1人プレイしてみたところ、14ターンで先の目標達成した。圧倒的に早い。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-094456-7c158c84.html

 

 

礼拝堂プレイ、21ターン属州5枚、公領3枚、公爵1枚。実戦を想定して、属州が買えないターンに公領を購入した分を割り引いて考える必要はあるだろうが、それにしても遅い。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-095357-a2e7bb82.html

 

上のプレイは金2銀4からの属州購入だった。これは、属州4枚を購入しに行くのには十分なコインだが、5枚目以降を買おうとするには心もとない。そこで、3枚目の金貨から属州購入に移行したログが以下だ。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-095357-a2e7bb82.html

金3銀3から属州を買い始め、15ターンで属州5枚達成した。その後も公領や属州を安定して購入できている。上で、礼拝堂プレイでは6枚目の属州購入は困難と書いたが、それもまたプレイング次第ということなのだろう。ただし、おそらくこのゲームは、回りがよかった。礼拝堂は序盤の引き(礼拝堂とともに屋敷を何枚引けるか? あるいは礼拝堂が底に沈まないか?)に左右されることが多いので、単純な比較はできない。

 

このサプライには、まだ検討できることがある。たとえば礼拝堂鍛冶屋、礼拝堂書庫ならばどうだろうか。あるいは、相手が礼拝堂にくるのなら鍛冶屋側は泥棒にいく手はないだろうか。その場合、鍛冶屋側は果たして泥棒を打つ余裕があるだろうか、等。今後、実際に回してみて検証する機会を設けたいと考えている。