泥棒日記

デッキ構築型カードゲーム「ドミニオン」の個人反省ノートです。

○地下貯蔵庫、停泊所、開発、銅細工師、鉄工所、交易人、会計所、不正利得、商船、鍛造(属州)

http://councilroom.com/game?game_id=game-20120305-065159-0a17bb1b.html

 

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自分の初手:交易人-銀貨

相手の初手:交易人-開発

 

開発が輝くサプライだった。

 

序盤は交易人-銀貨から、不正利得を獲得しにいった。

獲得した不正利得は、積極的に開発して金貨と交易人にする。さらに、増えた交易人を不正利得と開発にして山に積み、次のターンに再び不正利得を金貨と交易人に……という繰り返しで、不正利得を枯らしながら、開発を増やしていった。

 

不正利得が枯れた後は、山札の残り枚数を見ながら、山札が多いときは交易人を開発して商船と銀貨を積む。また山が終盤になったころは、同じように交易人を開発して、今度は会計所と銀貨を山に積んだ。不正利得で銅貨は増えているから、会計所の効果はてきめんだ。+購入や+アクションがないため、会計所-銅細工師コンボが使えないのが残念だった。

○●礼拝堂、薬草商、木こり、工房、祝宴、航海士、鍛冶屋、泥棒、公爵、書庫(属州)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-091526-8645bd18.html

 

自分の初手:礼拝堂-書庫

相手の初手:鍛冶屋-銀貨

 

引き分けだったが、相手のプレイミスに助けられた部分が大きい。

 

相手のミスとは、鍛冶屋ステロイドで金貨が1枚しかないのに属州を購入し始めたこと、それから終盤に礼拝堂を入れ、屋敷を2枚圧縮してしまったことだ。特に後者は、確かに圧縮したおかげで最終ターンに属州購入できたのかもしれないが、そうだとしても圧縮を1枚のみにしていれば、その分の1点差で勝ち切れた可能性もあった。また、そもそも礼拝堂を買うべきだったのかという問題がある。もちろん、相手が礼拝堂を入れなかったために、引き分けにすら持ち込めなかった可能性もあるので、難しい問題だが。

 

こちらの礼拝堂圧縮は、鍛冶屋ステロイドよりも、通常は遅い。初手2-5で書庫を入れられた分、追いつけるかもしれないと思ったが、問題は公爵だ。

圧縮プレイは、圧縮した直後は安定して高コストのコインを出すことができるようになるが、その代り、得点を買い始めてからの失速も早い。従って、手札が緑でたくさんになる公爵プレイは、礼拝堂圧縮には向かない。

 

今回、属州が枯れて引き分けに終えられたのは、相手も属州を買ったからだ。礼拝堂プレイに属州8枚を枯らせるポテンシャルを求めるのは厳しいだろう。

となると、鍛冶屋側は属州2枚ほど入れた後は公領公爵に行く選択があったのではないか。

仮にこちら(礼拝堂)が属州5枚購入したとして30点。鍛冶屋は属州2枚で12点、公領4枚と公爵2枚で20点、初期手札の屋敷3枚で35点だ。こうなった場合、礼拝堂側は6枚目の属州を買わないと追いつけないが、よほど回りがよくないと、もう属州を買えるデッキではなくなっているだろう。

 

試しに鍛冶屋公爵1人プレイしてみたところ、14ターンで先の目標達成した。圧倒的に早い。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-094456-7c158c84.html

 

 

礼拝堂プレイ、21ターン属州5枚、公領3枚、公爵1枚。実戦を想定して、属州が買えないターンに公領を購入した分を割り引いて考える必要はあるだろうが、それにしても遅い。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-095357-a2e7bb82.html

 

上のプレイは金2銀4からの属州購入だった。これは、属州4枚を購入しに行くのには十分なコインだが、5枚目以降を買おうとするには心もとない。そこで、3枚目の金貨から属州購入に移行したログが以下だ。

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-095357-a2e7bb82.html

金3銀3から属州を買い始め、15ターンで属州5枚達成した。その後も公領や属州を安定して購入できている。上で、礼拝堂プレイでは6枚目の属州購入は困難と書いたが、それもまたプレイング次第ということなのだろう。ただし、おそらくこのゲームは、回りがよかった。礼拝堂は序盤の引き(礼拝堂とともに屋敷を何枚引けるか? あるいは礼拝堂が底に沈まないか?)に左右されることが多いので、単純な比較はできない。

 

このサプライには、まだ検討できることがある。たとえば礼拝堂鍛冶屋、礼拝堂書庫ならばどうだろうか。あるいは、相手が礼拝堂にくるのなら鍛冶屋側は泥棒にいく手はないだろうか。その場合、鍛冶屋側は果たして泥棒を打つ余裕があるだろうか、等。今後、実際に回してみて検証する機会を設けたいと考えている。

○堀、画策、賢者の石、金貸し、香辛料商人、ゴーレム、禁制品、道化師、拷問人、拡張(属州/ポーションあり)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-082202-8383c90c.html

 

相手の初手:画策-ポーション

自分の初手:画策-金貸し

 

画策ゴーレムが安定して強かった。

これまで画策はあまりうまく使いこなせていなかったが、今回プレイしてみてさまざま学習することができた。

 

画策は2枚、3枚、4枚と入れてもよいようだ。入れれば入れるほどアクションは安定した。

今回の初手、画策金貸しは、金貸しで銅貨圧縮を効率よく進めるのに役立った。

また、画策を多目に入れた後にゴーレムを購入したら、ほぼ毎ターンゴーレムを打つことができるようになった。相手は初手ポーションからゴーレムを計5枚入れていた。ゴーレムから拷問人拷問人ときたとき、さすがにこれはヤバいかと思ったが、結局こちらの画策ゴーレムの方が確実にゴーレムを打つことができたようだ。ゴーレムではゴーレムを打つことができないため、ゴーレムでアクションを拾っている最中に、ゴーレムを落としてからシャッフルが入ると、ターン終了後にゴーレムのない山札ができることがあるためだろう。

 

なお、相手は中盤まではゴーレムで楽しそうなアクションを繰り返していたが、肝心の購入でなかなか属州に手が届いていなかった。こちらは出遅れたものの、中盤以降はコインや拡張で属州を獲得することができた。多分、画策金貸しの圧縮効果が大きかったからだろう。

○岐路、詐欺師、橋、銅細工師、寵臣、船着場、冒険者、銀行、拡張、宮廷(属州)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-075346-81589000.html

 

自分の初手:橋-銀貨

相手の初手:詐欺師-橋

 

ビッグブリッジが決まった。1ターンで属州8枚、こんなにきっちり決まったのは初めてだ。橋は2枚しか購入してないというのに、宮廷恐るべし。というか引きが良すぎた。

 

船着場で手札を増やし、岐路でドローと+アクション、増えた手札から宮廷宮廷橋橋と決まった。拡張や詐欺師があまり働かなかったので、宮廷・船着場・橋・岐路と金銀のみの構成でもよかったように思う。

○薬草商、占い師、貧民街、海賊船、改築、密偵、街道、不正利得、市場、商船(属州)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/11/game-20120211-053107-012c7e8a.html

 

自分の初手:不正利得-薬草商

相手の初手:貧民街-銀貨

 

不正利得に行くか行かないかで全く展開が変わってしまうサプライだ。しかし、呪いの廃棄手段が改築しかなく、2コストのアクションカードが薬草商では、相手が不正利得に向かったら自分も不正利得に行かざるをえない。それならば、いっそこちらから……というわけで、初手から不正利得に向かった。

 

不正利得ゲームは、不正利得が切れたと同時に、呪いが切れる。それを見越して「終盤」、すなわち不正利得の枚数が少なくなってきた時期に屋敷を買い始めた。実際、もう少し早く屋敷に向かってもよかったかもしれない(屋敷購入時、不正利得は残り1枚)。

 

プレイしてみて気が付いたが、不正利得-薬草商は、地味だがいいコンボだった。不正利得・薬草商・銅貨・++・++の手札で、薬草商の1コイン1購入と、不正利得の銅貨獲得で4コイン。屋敷2枚を獲得し、さらに不正利得を山に戻せる。速攻を求められる不正利得ゲームで、屋敷2枚を獲得できるのは大きい。

○神託、倉庫、隊商、島、遊牧民の野営地、再建、都市、宿屋、銀行、行商人(植民地)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/08/game-20120208-054147-18da00ae.html

 

相手の初手:倉庫-隊商

自分の初手:再建-倉庫

 

先日の記事でも書いたように、1ドロー・1アクション・1コインではない行商人の使い道を考える。

http://humbert0225.hatenablog.com/entry/2012/02/07/014447

 

白金貨・植民地のある場なので、再建-行商人×2での白金貨2枚獲得が有力だ。

 

先の記事では拡張-行商人狙いだったが、失敗した。理由は、圧縮しなかったからだと書いた。今回は再建だ。繰り返し打てば、すぐに圧縮は進む。

 

そこで初手は、再建と、デッキを回して再建を使い倒すための倉庫を購入した。倉庫は、行商人を購入するためのアクション数を稼ぐのにも役立つ。

それから、手札の枚数が多くなれば、さらに行商人再建が成立しやすくなる。そのための隊商だ。隊商でも倉庫と同じように、行商人のためのアクション数を増やすことができる。

 

再建での屋敷銅貨圧縮が進んだところで遊牧民の野営地を入れた。行商人を買うための購入権だ。遊牧民の野営地は中~終盤に獲得したが、もう少し早く入れてもよかったような気がする。倉庫と隊商で回して、再建をエンドアクションにするために、アクション数の増えない遊牧民の野営地の購入を遅らせたのだが、どこかで都市を1枚入れて、再建と遊牧民の野営地両方を打てる状態にしておけば、行商人をさっさと買い占めてもっと早く決着つけられたと思う。

○秘密の部屋、銅細工師、民兵、鍛冶屋、宝の地図、公爵、豊穣の角笛、辺境伯、保管庫、貴族(属州)

http://dominion.isotropic.org/gamelog/201202/07/game-20120207-053808-7fca8bf3.html

 

自分の初手:民兵-銀貨

相手の初手:民兵-銀貨

 

 

初手は互いに民兵銀だったが、先行だった自分の民兵が先に発動し、3ターン目に金貨を購入できた。相当なリードを奪ったつもりだったが、最後追いつかれて引き分けだった。

 

相手は辺境伯3枚、民兵2枚入れて、毎ターンアタックが飛んでくるような状態になった。

こちらは金貨の後に貴族を入れて、貴族2アクション+辺境伯で引き切りをしようと考えていたが、相手のアタックでかなり妨害された。相手もこちらに遅れながら貴族を買い始め、むしろ相手の貴族辺境伯が成立してしまっていた。

 

あれだけターミナルアクション(アクション数の増えないアクション)を入れても、充分戦えるのだなと感心した。

 

貴族が枯れた後はお互い属州に向かい、属州4・貴族4・公領1・屋敷3の同点で引き分け。

 

公爵があったので公領公爵プレイもあったが、公領へ向かうタイミングがわからなかった。

 

今回のような貴族辺境伯プレイと、貴族を入れない辺境伯ステロイドではどちらがよかったか。貴族を入れない場合、たとえ属州5枚獲得しても、貴族の分の点数で追いつかれて負けるパターンがあるのが、2人戦では怖い。相手のように、辺境伯を多めに入れながら貴族辺境伯ルートに進むのがよかったんだろうか。なかなか考えがまとまらない。